モンドセレクションってなんなの?
食品、飲料、化粧品、ダイエット、健康食品などの技術的水準を審査するベルギーの民間企業であり、公共サービスより指導及び監査を受け、モンドセレクションより与えられる認証を言う。専門家や評論家などが審査を行う。審査基準は「味覚」「衛生」「パッケージに記載されている成分などが正しいか」「原材料」「消費者への情報提供」等の各項目の点数を加算し総合得点によって各カテゴリごとに優秀品質最高金賞、優秀品質金賞、優秀品質銀賞、優秀品質銅賞が授与される。
wikipediaより
調べてみると思った通りモンドセレクションの国際的な知名度は皆無でした。
これだけパケージに書かれているので国内での知名度は高いのですが、今となっては、審査対象品の5割以上が日本からの出品が占め、そのうち8割以上が入賞している現実を見逃すわけにはいきません。
日本国内だけの権威?
ベルギーの民間団体が審査しているのだが、応募総数の約8割が日本企業のもので、その3分の2が金賞か最高金賞を受賞できてしまうという現実は、ガラパゴス受賞と言っても過言ではないような気がします。
採点が非公開で行われ、受賞理由が不透明だったことにより、2018年より審査基準に“評価シート”が導入、見た目で分かる味や香りなどの採点が明示されるようになりました。
商品パッケージに受賞マークを表示することができるのですが、技術水準の一定以上のレベルをこの受賞マークで消費者にアピールできるかは甚だ疑問であります。
そもそもサントリーのザ・プレミアム・モルツがCMで特別金賞を3年連続受賞を宣伝したことでモンドセレクション自体の名前が広く認知されるようになりました。
今現在では受賞数が多過ぎて「権威性あるの?それ?」との声が多くなっています。
まあ評価基準を満たした商品であることから安心感はあるのですが、世界的な権威性はないと結論付けておきます。
メーカー側のただのアピールであると・・少なくとも世界で優れた商品として認められては未だないとの認識は持っておきましょう。